組織経営

佐藤 立樹
佐藤 立樹
2023.09.11

以前書いた「経営者として飛躍の年に」で、事業経営・組織経営ともに、僕は成長の段階にいるんじゃないか、について。その日記では事業経営について考えていることを書きましたが、今日は「組織経営」について書こうと思います。

僕はこの半年で変わる。成長する。そう決めたのですが、そう感じたきっかけをまずは。

今、9月末での半期終了と10月からの下半期に向けて、9月末に中間締め会として合宿を実施しようとしています。その合宿で組織コンサルティングの方に参加してもらうことになっていて、みんなで事業について考える時間を設けています。

なぜ組織コンサルティングの方に入ってもらうことになったかというと、当初の目的は「湯浅がc-slideから抜けても、ひとりひとりが事業の成長を考えて、成果(売上)を上げられる組織になるきっかけをつくる」みたいなそんな感じでした。

この成長プロジェクトを持ってきてくれたのは湯浅で、今c-slideの現場をまとめているのも湯浅なので、僕は湯浅がやると言ったから必要なことなのだろうと信じて、そのコンサルティングを受けることにしたのですが、、

「みんなが成長するにはどうすればいいのか」というテーマについては、特に考える必要はないかなと思っていました。

理由としては、僕の根底の考え方として「成長できる環境・仕組みが整っていたら、あとは成長するかどうかはその人次第で、その成長する/ハマるタイミングを根気強く待つだけ」というものがあるからです。ちょっと引用すると、『7つの習慣』の影響力の輪の考え方に近いかも知れません。

僕としては「だれでも成果が出せるように仕組みに徹底的に拘り、オペレーションを構築して、人を採用して、仕事を渡す」ことができていれば成長は続くし、再現性が高いと考えているからでした。

だから「成長したいと思うなら、自分ですればいい。環境と仕組みは整ってる。それで成長しないなら、タイミングとその人の意思の問題」と心のどこか、というか前頭葉くらいで考えていたのかも知れません。

と、そういう考え方の僕に「みんなが成長するにはどうすればいいのか」という問いが何度も何度も飛んできます(コンサルの方と1on1を数回やっているのでその際です)

いや、だから。成長したいやつはすればいいだろ。と



あ、違うかも。

と、ふとどこかのタイミングで思いました。

みんなが成長できるかどうか、じゃなくてもっとこう根本的な問題な気がする。

みんなの問題、じゃなくて、僕の問題な気がする。

仕組みを作ってあとはみんなが成長するのを待つだけ。基本は、僕が事業をつくる。湯浅が目標を達成する。それ以外が仕組み。って、、みんなが成長しなくていいって言ってるのと同じなんじゃないか。

だから、みんなが成長しない、とうよりは成長する理由も原動力もない。

みんなと一緒に向かう場所だったり、原動力があいまいで、努力の方向が定まっていないのが原因なんじゃないか。たしかに、これまで僕がどんな会社をつくりたいか明確に示したことがない。眼の前に現れる危険と機会を追いかけていただけだったかもしれない。

みんなが成長する、のではなくて、僕が成長する・変わる。必要がある。スタート地点が違う。僕がみんなと一緒に目指したいところを言語化して、僕たちはどんな組織なのかを明文化して、ワクワクする目標を作って、常に伝え続ける。

この「認知」と「共有」こそが僕の仕事。

そこから、猛烈に考えて、洗い出して、振り返って、未来を考えて、「CONEの哲学」と「ビジョン」と「目標」を設定しました。

すごく疲れた。でも本当にワクワクする。

とりあえず日記では「ビジョン」だけ。

小さなチームで大きな仕事をする最高の会社をつくる。

僕たちは、エンタープライズではないし、中小企業でもないし、ベンチャー企業でもないし

そして、スタートアップでもない。

『Small up』企業

この新しい企業の形を、みんなと一緒に世の中に示していきたいと思います。

あと、これ9月末の合宿でみんなに伝えようと思ってたんですが、今週ひとりひとりに時間をもらって丁寧に伝えていきたいなと思っています。

ではまた。