ひさしぶりの会食

佐藤 立樹
佐藤 立樹
2023.09.08

今日はひさしぶりに会食に行ってきました。コロナ前は結構行っていた、わけではなく…ぼく、会食というものが苦手で。。正直あんまり意味を感じないし、会食で決まる仕事って本質的じゃないと思っているので。

なのでいつも会食に行く際は「会食」とは言わずに「Mealing」といっています。食事ですね笑

Meetingっぽくて良くないですか?笑

MeetingはMTGと略されるので、MealingはMLGなのかな。そこはどうでもいいですね。で、今回のそのMLGに行ってきたのは、お世話になっている人からのお誘いだったからです。

どうだったのか。

いや、楽しかったですね。いや、楽しかったんかい。

もちろん、そこで仕事どうこうというわけではありませんが、、なんとなく自分の現在地がわかった気がします。それが良かったなと。今回集まった人たちは1年半くらい前に集まったメンバーなので、あれからどうだったか、今どうなのかみたいな話をしてきました。そこで「あ、1年半前には見えなかった景色がいま少しずつ見えてきている気がする」と思えたんです。

どんな会社にしたいのか。どんなサービスを提供していきたいのか。どんなメンバーと仕事がしたいのか。とかとか、が自分の中で明確になってきて、CONEという会社の輪郭がぼんやりから少しずつはっきりしてきている。

そして、社内メンバーではない人たちにやりたいことを話すと「ふ〜ん」のような感じだったりして、「あ、刺さってないなぁ」とか思うんですが…それがいい。良い気付きだなと思いました。自分たちでやっていることは常に「最高だ!」と思うのですが、人に話してみる、しかも顧客ではない人たちに話してみると、プロダクトのイメージがまだまだつかめないんだなと気づいて、もっとはっきりとした言葉で価値を伝えられるようにしないとなと思えました。

あとは、たしかにビジネスは最終人だよな、と思えたことも大きい。僕は人柄で営業をするのが実はあんまり好きではありません。僕に「賭けてくれる」みたいなケースは非常にありがたいし、めちゃくちゃ好きなのですが、僕だから製品を買ってくれる、みたいなケースは「ノイズ」だと思っています。だから、これまで営業に力を入れるのではなく、営業をできるだけ少なくするためにマーケティング(インバウンド)に力を入れてきました。

同僚にも工数(心も体も)のかかる仕事をさせたくない、というのもあるし、自分の哲学的にも、顧客のところに行くより顧客に来てもらいたいと考えているというものあります。

とはいえ、結局最後に買うという判断をするのも人だし、プロダクト・サービスを使ってくれるのも人。だから、それをしっかりと認識しないといけない。

数字だけではなく、営業だとかマーケティングだとかいう言葉に騙されてはいけない。

ちゃんと価値を伝えて、買ってもらって、使ってもらって、満足してもらう。この中心にいるのは人。

でも、その人は会食の中にはいません。ユーザー・顧客です。だから会食が大事だとか、そういうコミュニケーションが大事だとかいうわけではなく、ユーザー・顧客と価値や成果のために対話する必要があるなと思いました。

(よくお客さんと仲が良くて、プライベートも一緒に、みたいな話がありますが、僕は否定派。お金を払ってもらっている側とお金を払っている側がいます。つまり、サプライヤーと顧客。サプライヤーは顧客を大事にしないといけないので、深く関わると常に気を使ったコミュニケーションをしないといけない。中心にあるのは人だけど、サプライヤーと顧客を繋いでいるのは「単純な価値・成果」だ、という考えを持っています)