僕たちの「プロダクト」だ

佐藤 立樹
佐藤 立樹
2023.09.18

今日はじめて(と言っていいと思う)僕たちの「プロダクト」が動いた。起業して5年。長かった。でも、僕が欲しいものを佐々野が作ってくれて、初めて「動いた」んです。本当に感動しました。

ここでのプロダクトはコードで動くサービス。です。Webサービスと言ったり、SaaSと言ったりするもの。

まだ社内運用段階で「売り」に出しているわけではないので、年内か年始ごろにリリースしてたくさんの人に使ってもらえるサービスにしていくのですが、少し紹介。

僕たちが作っているのは「動くマニュアル」です。マニュアルは今まで「見ながら」「別タブ」を開いて、行ったり来たりしながら使うものでした。それに、慣れてきたらそのマニュアルは形骸化して、必要なくなる。けど、また業務フローが変わったり、新人が入ってきたときには必要。そんなときにあのマニュアルはもう使えない。

そんなマニュアルではなくて、マニュアルを動かして業務を進めていく、そんなサービスです。

もっと具体的な利用シーンでいうと、僕たちみたいなBPO(代行・外注サービス)を運営している身からすると、毎日毎日同じ業務の繰り返しが多い。クライアントとMTGをして、ヒアリングをして、構成をまとめて、デザインに起こして、提出して、修正点をもらって、修正して、納品する。

この一連の流れを複数のクライアントと行うので、同じ説明を繰り返さないといけない。同じデータを引っ張ってこないといけない。今自分が、繰り返し作業のどこにいるのかわからない。また、クライアントマターで修正が返ってこなかったりとなかなか進まない。

それを、ひとつのブラウザでステップ式にクライアントとやりとりできて、そのブラウザに設置しているフォームに入力すると、双方の仕事が進んでいく。ブラウザ完結型の業務効率化クラウドです。

なんのこっちゃ。って話だとは思うのですが、端的に言うと「社内外のマニュアルワークを効率化する」サービスとういこと。

これが欲しかった。それが今日動いた。明日から社内で使っていく。楽しみ。どれくらいのインパクトがあるのか。それをどんどん大きくしていきたい。でもSSUDNを守りながら。

※ SSUDN…社内のサービスづくりのときに使う言葉で、シンプル・早い・使いやすい・不自由・説明不要の英語の頭文字を取ったものです。

1ペニーの輝きまでもう少し。

・slidish:スライド共有サービス
・unicreator:クリエイターマッチングサービス
・yunowa:コワーキングのコミュニケーションツール
・d-base:バナー作成クラウド
・旧formwork:フォーム作成クラウド

を経て、マニュアル業務効率化クラウド

formworkは僕らのFacebookです。友達の職場でも使われるようになるといいな。