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- 最高の記事コンテンツは「指」単位の行動まで書いてくれている。
SEOコンテンツだったり、記事コンテンツに関して、良質な記事を書くコツはたくさんあると思いますが、僕なりのひとつの解を出すとすれば『指単位で行動できるようになっているコンテンツ』かどうかだと考えています。
例えば、
「営業リストを作成するには」のようなテーマのコンテンツがあったとして、
Webで検索しましょう
という内容があったとしても、読み手は「なにを」「どのように」検索すればいいのかがわかりません。
そういうときに考えるべきは『今の記事の書き方で読み手は「指」単位で行動できるかどうか』
Webで検索しましょう
より
Googleで、対象顧客の業界を検索して、出てきた企業をExcelにリストアップしましょう
だし、もっと言うなら
Googleで「コンサルティング 企業」等、ターゲット顧客の業界を検索し、以下の内容をホームページから抜粋して、Excelにまとめましょう。
・業界
・従業員数
・ホームページ
・電話番号
みたいなこと。
これでもイメージできない場合は、
・検索画面のスクリーンショット
・リストアップ→入力後のExcelのスクリーンショット
があると、読み手はより「指」単位で行動できるんじゃないかと思います。
というのも、最高のコンテンツとは「読み手が記事を読んで去ったときに〇〇ができるようになっている」ものだからです。
“営業リストの作り方をなんとなくわかった“
ではなく、
“営業リストの作り方はこの記事を読みながら進めると100社はリストアップできる”
ようなコンテンツがより良いコンテンツになります。
よく記事コンテンツはオリジナリティが必要ということを耳にしますが、読み手はオリジナリティを求めているわけではなく、「〇〇ができるようになる記事」を求めています。
順番が逆です。
読み手が「〇〇できるようになるため」に、他の記事では満たせていない部分をオリジナリティで補完できれば、その記事はより良いコンテンツになるという感じ。
だから、むやみに「オリジナリティをどうやってつくろうか」と考えるのではなく『読み手は「指」単位で行動できるような記事になっているか』を考えて、
そのために必要なコンテンツや説明を自社のデータやノウハウを使ってわかりやすく説明できないかと考えるべきなのです。
先程の営業リストの例でも、
「営業リストの項目」という観点で、自社で営業活動をする上で、”工数と効果のバランスがよい最低限の営業リスト項目”があるとすれば、それがオリジナリティになります。
営業リストの説明
→オリジナリティをどうやって足そうかなぁ
ではなく
営業リスト
→指単位で行動できる記事になっているかなぁ
→指単位で行動するために自社のなんらかの具体例ひっぱってこれなかなぁ
と考えれば自ずとオリジナリティは出てきます。
つまり、最高のコンテンツには総じてオリジナリティが自然と含まれるわけです。
すべてのコンテンツは読み手(ユーザー)のために設計されるべきで、そのための考え方として「指単位の行動」を考えてみてくださいまし。
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これは社内の仕事依頼やディレクション、CTAのオファーなどでも同じです。
社内の仕事依頼(ディレクションも同じ)では、
確認お願いします!
ではなく
23Pの〇〇部分が認識と相違ないかの確認を、明日12時までにお願いします!15分くらいで確認できると思います
のほうが行動しやすい。
CTAのオファーも、
お問い合わせ
よりも
\1分で入力完了/
無料で30分相談してみる
とか、のほうが行動しやすいですよね。
双方向のコミュニケーションが難しい場合は、サプライヤー側が「指」単位の行動を促す努力をしないと、と思います。