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- ミッションより原動力。Coneのブランドリニューアル
株式会社Coneは、この2024年4月で6年生です。その節目を迎えるとともに、コーポレートブランドのリニューアルを行いました。
今回は、その理由と意味をメンバーとこれから入ってくれる人向けに書きたいなと思います。
ロゴの刷新とともにコーポレートサイトもリニューアルしています。
なぜリニューアルしたのか
ロゴやコーポレートサイトのリニューアルは過去数回行ってきました。なので、会社のメンバーからしたら「また佐藤なんかやってやがるぜ」って感じだと思います。
しかも、ロゴを変えたところで売上が上がるわけでもないし、Coneは特にコーポレートサイトをサービスサイトのように使っておらず、それぞれのサービスにはそれぞれのサービスサイトがあるため、本当にコーポレートサイトを変更したところで利益につながるものは何もありません。
じゃあ、なんでまたいろいろ変えたのか。
昨期、事業を運営する中で、明確にこの組織が「目指したいこと」「在り続けたい姿」が言語化できたから、です。それをロゴやコーポレートサイトに表現して、忘れないでいるためです。
その「目指したいこと」「在り続けたいこと」とは、『小さいチームで大きな仕事をする最高の会社をつくる』というものなのですが、それについてはこの「原動力」というページで読んでもらえると嬉しいです。
原動力とは
社をつくって、事業を運営してきて、僕が感じたのは「ミッションなんてクソ喰らえ」ということです。もちろんミッションがワークしている企業もたくさんあると思いますが、ほとんどが無意味な戯言になってしまっている気がします。
検索してみるとミッションとは「その企業に与えられた使命」とか「社会にどのような価値を提供するのか」を明確にしたものらしいのですが、難しい、というか、堅い。
『〜〜を豊かにする〜〜を』とか、本当に思ってんのかな?とか思ってしまいます。
そこで、僕たちは「僕たちたる所以」とか「僕たちらしさ」はなんなのかから考えました。スタートアップではないよなぁ、とか、苦しいのは嫌だなぁ、とか、でもダサいのはいやだなぁ、とか、そんなレベルです。
その僕たちらしさが『小さなチームで在り続けて、それでもたくさんの人の役に立つサービスを作り続ける、働く人もやりがいとお金をもってる、そんな企業でありたい』というようなイメージ。それをスタートアップでもスモールビジネスでもなく『Small up』企業と定義しました。
この会社の状態を目指して、達成し続けられたら誇りが持てる。Coneで働いている・自分たちが運営しているサービスに誇りを持てる。
かんたんなイメージとしては、Appleで働くひとはAppleで働いていることにプライドと自信を持っている。そんな状態を僕たちも目指したいな、と、それを原動力という言葉に置き換えました。
その原動力を表現する一つの手段としてコーポレートブランドリニューアルを行ったという背景です。
なにを表現しているのか
リニューアルの背景は、原動力を意識しつづけるというものですが、そうは言っても原動力は「あいまいなもの」です。言葉で表現できていたとしても、実際の行動レベルや行動指針として意識するのは難しいと思い、事業運営レベルで意識できることに落とす必要があるなと感じていました。
原動力→事業運営レベルで意識できること→ロゴに反映
というイメージ。
今回のロゴのリニューアルで表現したかったのは
- 複数の事業を立ち上げていくということ
- それが独立せずに密接に関わるということ
- いつまでも青く在り続けるということ
の3つです。
Coneは昨期に、新規事業を4つ立ち上げました。そして、それを部署で分断するのではなく、少人数でスムーズに受け渡します。そうすることで、クライアントに対して大きな価値を提供することができる。少人数だからこそ取れる事業運営方法です。
そして、この状態を目指し続けて、仕事は楽しく、プライベートでも仲良く、在り続ける。現実を知って大人になると「できない」が先行していまうので、いつまでも「青く」在り続けたい。という思いで、今回初めてコーポレートロゴに「青」が入っています。
ブランドとは約束
このようにリニューアルの背景を綴ったということは=社会との / メンバーとの / これから入ってくれるメンバーとの約束だと思っています。
今後の運営方法が違う方向に行ってしまっていたらそれは誇りが持てないことをしているのと同義なので、全力で注意してほしいし、メンバー間でも声を掛け合いたいと思っています。
「株式会社Coneってどんな会社なの?」って聞かれたときに、
- 少人数で大きな仕事をする会社だよ
- 事業をどんどん立ち上げる会社だよ
- 仲良い会社だよ
- 初のスモールアップ企業だよ
とか、だれでも言えるようにしていきたいと思います。いつまでも青く、小さなチームで大きな仕事をする最高の会社をつくります。