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売上が厳しい状況が続いている。
それに伴い、原価率を一旦下げるという方針に変わりました。
要するにデザイナーの報酬形態を変更し、原価率を下げようということだ。
正直、変更になる前から薄々どこかで気づいていたが、一番避けたかった部分でもありました。
デザインって作る人がいないと始まらない。
なのでその作った人はそれ相応の報酬をもらうのは当たり前なのかもしれない。
しかしその報酬を下げなけれないけなくなってしまって、正直めちゃくちゃ凹んでます。
でも、デザイナーの皆さんは会社のことを思い受け入れてくれた。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
少なからず僕の責任でもあるので、この提案を受け入れてくれたデザイナー方には感謝しかありませんし、なんとしてでも相応の報酬を払えるようにならないといけない!と逆に責任感が増した瞬間でもありました。
話は変わりますが、デザインとは何か?についてふと思ったことをTwitterに書きました。
デザインとアートの違いは自分主体か消費者主体かだと思ってます。
どれだけ相手のことを考えれるのか、どれだけ使用シーンを想像できるかだと思ってます。
例えばコップをデザインして欲しいという依頼があった場合は、なぜデザインを変更するのかをまずヒアリングし、その問題に沿った提案を行います。
最終的なゴールはどこなのかを考えていきます。
この時もやはり自己満な提案をしてはいけません。
クライアントが気に入っても、その先の消費者に気に入ってもらえなければなんの意味もありません。
これは資料作成業界も一緒だなって思いました。
プロダクトデザインをやっていたときは自然とそんなことを考えれていたのに今はそこが結構疎かになっていることに最近気づきました。
入社当初湯浅にも言われましたが、「資料作成は構造的なデザインが大事」
これはまさにその通りで、表面上だけ綺麗にすることは一見デザインしているように見えるだけであって、実際は中身のスカスカなアートのようなものです。
そんなことを考えながら、今いるデザイナーはその辺をしっかり理解できている素晴らしいメンバーだなーって思いました。
なのでなんとしてでもc-slideで働けて良かったって思ってもらえるように教育から頑張っていきたいと思いました。